筋肉はなぜ疲労するの??
こんにちは!本日は運動をする時になぜ疲労するのかについてお話していきます!
コリ回路とは?
コリ回路(Cori cycle)は、運動時に筋肉がエネルギーを効率よく利用するための仕組みを指します。主に骨格筋と肝臓の間で起こる代謝の循環であり、乳酸の再利用を通じて、エネルギー供給を維持する役割を果たします。
コリ回路の仕組み
1. 筋肉での乳酸生成
運動時、筋肉は大量のエネルギーを必要とします。このとき、酸素が十分に供給されないと、解糖系によってグルコース(ブドウ糖)が分解され、ATP(エネルギー)が作られます。その結果、ピルビン酸が生じますが、酸素不足の状態ではピルビン酸は乳酸に変換されます。
2. 血液を通じて肝臓へ運ばれる
生成された乳酸は、血液によって肝臓へと運ばれます。乳酸が筋肉に溜まりすぎると、疲労を引き起こすため、この仕組みは重要です。
3. 肝臓での糖新生
肝臓では、乳酸をピルビン酸に戻し、そこからグルコースを再合成します。この過程を「糖新生(グルコース新生)」と呼びます。
4. 再び筋肉へ
肝臓で作られたグルコースは、血液を通じて再び筋肉へ供給され、エネルギー源として利用されます。
この一連の流れがコリ回路と呼ばれ、運動時のエネルギー供給を効率的に行うために重要な役割を果たしています。
コリ回路の重要性
運動時のエネルギー供給を維持
コリ回路は、筋肉が短時間で大量のエネルギーを必要とする状況に適応し、エネルギーの再利用を助けます。
乳酸の蓄積を防ぐ
乳酸を肝臓で再利用することで、筋肉疲労を軽減します。
肝臓の働きと密接に関係
コリ回路によって、肝臓は筋肉の代謝をサポートする役割を担っています。
まとめ
コリ回路は、筋肉と肝臓の間で乳酸を循環させ、効率的にエネルギーを供給する仕組みです。運動時のエネルギー維持や疲労の軽減に関わる重要な代謝回路であり、スポーツや生理学の分野でよく研究されています。運動後の適切な栄養補給や休息も、コリ回路の働きを助けるため、健康的な生活においても意識すると良いでしょう。