関節を動かすと音が鳴る原因について
皆さんこんにちは!
新小岩南口トップ接骨院です。
本日は関節を動かすと音が鳴る原因についてお話していきたいと思います。
関節を動かすと音が鳴る原因はいくつかありますが、主に以下のような理由が考えられます。
1. 関節液中の気泡:関節には関節内を満たしている関節液と呼ばれる粘り気のある液体が存在し関節を保護、維持するための重要な役割を果たしています。関節を動かす時にこの関節液から気泡が発生することがあり、この気泡が弾けたり急に移動することで音が鳴ります。
指を動かした時などに音が鳴るのもこの場合が多いです。
2. 筋肉や腱の動き:筋肉や腱が骨に引っかかったり、ずれたりすることで「カチッ」や「ゴリゴリ」といった音が鳴ることもあります。これは特に膝や肩、首などで感じられやすいです。
3. 関節の摩耗:年齢や長期間の運動によって軟骨がすり減り関節がスムーズに動かなくなると音が鳴ることがあり、関節の摩耗による炎症や痛みを伴うことが多いです。特に膝を動かした時に音とともに痛みが生じる場合は注意が必要であり、何かが擦れたりぶつかるような「ミシミシ」「ギシギシ」という音が鳴る場合は変形性膝関節症の疑いがあります。
4. 関節のゆるみ:関節が正常な位置から少し外れるときにも音が鳴ることがあります。特に運動不足や関節の柔軟性が低下していると、動きに伴って関節が元の位置に戻る際に音が生じることがあります。
基本的に痛みがなければ問題ない場合が多いですが、上記に上げたような痛みや腫れ、動きに制限がみられるなどの場合は関節炎や軟骨の損傷なども疑われるため、少しでも違和感を感じたら一人で抱え込まずにまずは整形外科を受診してみることから始めましょう。