自律神経と冷え
今回は【自律神経と冷えの関係】についてお話しします。
12月も残り10日ほどになり、中旬あたりから冬らしい寒さに変わってきましたね。
ここまで冷え込むと、お身体も堪えますね。。。
頭痛、首肩凝り、腰痛、腹痛、冷えなどお身体の不調が起きているところはございませんか?
また、皆さんは冷え対策として、どんなことをしていますか?
寒暖差が7度以上になると、アレルギー反応としてくしゃみや鼻水がでやすくなるそうです。
しかし、寒暖差アレルギーは、ダニやハウスダストのようにアレルギー検査でわかるものではなく
血管運動性鼻炎と呼ばれるほど、身体の反応によって起こっているもののようです。
自律神経が乱れている時の症状としましては、、、
頭痛・不眠・イライラ・耳鳴り・めまい・首肩凝り・息苦しさ・動気・血圧上昇・歯痛・眼精疲労・
吐き気・食欲不振・便秘・下痢・腹痛・腰痛・月経不順・手足のしびれ・冷え・
倦怠感・微熱・ほてり・多感などがあります。
上記の中の症状が一つではなく、いくつも重なる方もいて人それぞれです。
心身のストレスや不規則な生活が続くと自律神経のバランスが乱れ、
このバランスがうまくいかなくなり、さまざまな不調が現れることになります。
現代に多いタイプは、交感神経が働きすぎて過緊張になる不調です。
交感神経が優位になると血管が収縮して、血流が悪くなり、頭痛や肩こり、
手足の冷えやしびれなどに繋がります。
そして、腸も自律神経と深く関係しています。
「腸は第2の脳」とも言われています。
ストレスを感じるとお腹が痛くなって下したり、便秘になったりした経験があるのではないでしょうか?
「腸の蠕動(ぜんどう)運動は、リラックスモードの副交感神経が優位なときに活発になります。
ストレスで交感神経が優位になると、蠕動運動が抑えられて便通異常が起こります。
例えば「過敏性腸症候群」という病気が、その典型。
検査をしても腸自体に異常はないのですが、不安や緊張があると急にお腹が痛くなったり、
下痢と便秘を繰り返したりします。脳で感じたストレスが腸に伝わり、腸は痛みに対して過敏になって下痢を起こし、その刺激がまた脳に伝わって不安が増す……という悪循環になっていると考えられています。
寒暖差に負けない体づくりを心掛けましょう♪